収益物件を購入する際には、様々な費用がかかります。これら諸費用は、物件価格のおよそ7%〜10%程度と言われています(物件により異なります)。
では、そらら諸費用とはどんなものなのか、内訳から見ていきましょう。
購入時の必要な初期経費は、一般的に次の通りです。
- 登録免許税
- 不動産取得税
- 仲介手数料
- 契約印紙代
- 生命保険料
- 火災保険料
- 消費税
まず、税金関係からお話いたします。
一般住宅を購入される場合は、かなりの税負担軽減措置がありますが、収益不動産購入の場合はかなりの税負担があります。
登録免許税は、不動産物件の登記の際にかかる費用のことで、その計算式は次のとおりです。
土地評価額×1%+建物評価額×2%
たとえば、2億円の物件が土地4000万円の評価額、建物6000万円の評価額の場合は、
4000万円×1%+6000万円×2%=160万円となります。
今後、収益不動産購入に係るイニシャルコスト(初期経費)、そしてランニングコスト(運営経費)についてお話してまいります。