前回、収益物件としての文化住宅についてお話しました。投資しやすい価格帯なのですが、運営にテクニックが必要とのお話をしましたね。
次に投資しやすい物件が区分所有の収益物件です。よく新聞等の広告欄に載っているワンルームマンション等です。
実際に投資価格も500万円前後からと非常に安価で購入することができます。
購入後の運営についても建物管理は管理会社が管理費・修繕積立金を徴収して行いますので、非常に手軽かと思います。ただし、建物管理と言いましても、部屋の中まで管理してくれるわけではありませんので、勘違いのないように。
手間が省ける反面、収入面では前述しました管理費・修繕積立金が重く手残りが物足りなく感じてしまうのも事実でしょう。
区分所有投資物件の場合、物件価格に占める建物部分の価格が大きくなるため、当然に減価償却費も大きくなり、税務対策として有効に機能する場合が出てきます。次回は税務対策としての区分所有物件・減価償却について詳しくお話いたします。