不動産投資のリスク4:火災保険
今回は、火災保険加入の際の注意点についてお話いたします。
少し話はそれますが、参考にしてください。
たとえば、収益マンション1棟に保険をかける場合ですが、
①火災保険
②施設賠償責任保険
③昇降機賠償責任保険(エレベーターがある場合)
この3点セットをかけておくと安心です。
①は、建物全体が補償の対象になります。その対象となる損害は、火災や落雷、風災等々突発的な災害により建物が損害を受けた場合に、設定した保険金額を限度として、実際の損害額が支払われます。
加入の際は、以下の点で注意が必要です。
- 保険金額を過剰に設定したり、2社3社加入しても保険金は下りません。
- 建物の構造により、保険料率は異なります(同規模のマンションでも、鉄筋コンクリートと鉄骨造では、構造級別が異なり保険料は違っていきます)。
- 保険金額を設定する際、建物価格を算出してください(土地は含まず)。
- 適用できる割引をしっかりと確認してください。
- 補償の範囲を限定させることも可能です。
- 落書きや、ガラスの破損等の補償も補償に含まれてるかどうか確認してください。
- 地震保険は、補償額の半分までしか付帯できません。
②の賠償責任保険は、マンション内に出入りしている人がマンション施設内の不備や欠陥が原因で、けがや、財物に損害を被り、法律上の賠償責任をおった場合にカバーされるものです。
③は、エレベーター内で②のような状態が起こった場合にカバーされます。②の補償では、エレベーター内での賠償リスクはカバーされませんので、別途この保険に加入する必要があります。
①~③すべてに加入した場合の保険料は、物件や所在地、保険期間等によって異なります。また、保険会社によっても補償内容は異なりますので、2、3社で見積もりを出してもらうのもいいと思います。

コラム執筆:多田羅健司
(不動産営業経験 11年)
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